ゴルフ>きれいなヘッドにこだわらない
ミドルアイアンやショートアイアンで、バックスピンで戻ってくる弾道
を期待するのは、やはりアマチュアには難しいが、ウェッジではプロ
のような弾道を求めることも、あながち夢ではない。
ウェッジにおいて、バックスピン量を大きく左右するのは、何よりも
スコアリングラインです。スコアリングラインが深くまたエッジがシャー
プなモデルほどバックスピンはよくかかります。
またウェッジの表面仕上げは、ノーメッキとガンブルーなどあらかじ
めさびを発生させたもの、それにメッキの3タイプが主ですが、実は
この仕上げ方の違いによってもバックスピン量は変化します。
ノーメッキとガンブルー仕上げにバックスピン量の変化はありません。
施されたスコアリングラインから予想できるスピンを実現してくれます。
メッキに関しては、あらかじめメッキのムラを防ぐ為、フェース面に
バフをかけなければならないのですが、この段階でシャープであった
スコアリングラインのエッジがだれてしまいます。
メッキ仕上げは手入れが簡単でアマチュアには扱いやすいクラブで
す。サンドウェッジはバンカーショットで使われる為どうしても表面は
荒れやすく、ノーメッキはさびも目立ちます。しかしあこがれを求める
なら、きれいなヘッドにはこだわらないことです。
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