ゴルフ>長尺ドライバーはミート率が落ちるか
かつて、48インチのドライバーが一世を風靡していたころ、一部の
ゴルファーからは長いからミート率が落ちるという声が聞こえてきました。
確かに短いものに分があるでしょうし、また感覚的にこのことばは
正しいような気もしますが、これはゴルファーの誤解に過ぎないのです。
ロフトが大きいほど、ボールのバックスピン量は増える。飛距離アップ
にはバックスピン減、方向性アップにはバックスピン増、これが弾道に
対する正しいとらえ方です。したがって、長いクラブがミートダウンと
いうのは少々早計です。
それまでのクラブでタイミングが合っていなかったゴルファーなどは、長い
クラブを使うとリズムがゆったりすることからスイング軌道が安定し、逆
にミート率がアップするという現象も見られます。
もちろん、短いクラブで安定したスイングをしてきたゴルファーに、長尺
クラブのほうが有利だとまでは言いませんが、もしあたながもっと大きな
飛距離を望むなら、少なくとも長いクラブはミートダウンという短絡的
な考えは改めるべきです。
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