ゴルフ>鈍いクラブこそいいクラブ
ゴルフクラブは時代と共に鈍くなっている。本当かと思おうかもしれ
ませんが、これは本当です。次々と新作が発表される現在、その
ような誤解を持たれるのも当然のことかもしれませんが、クラブは
間違いなく鈍くなっています。
クラブは鈍感のほうが結果がいい場合が多いのです。
ドライバーは素材や製法に制約があったためでもあるが、初期の
メタルヘッドのサイズはわずか145ccしかありませんでした。それ
が技術散歩によりチタンで250ccまで徐々に大きくなっていった
のだが、このあたりで一時ヘッドの大型化にストップがかかります。
今や、430cc、460ccという大型ヘッドの時代を迎えている。
インテンショナルショットが打ちにくいとは、裏を返せばそれだけ
曲がりが少ない、つまりミスショット時の結果もいいということ。
最終的にプロもそのメリットに気づき、今があります。
キャビティアイアンもトウ&ヒールパターもクラブは時代とともに
ミスをミスと感じさせない、ミスが生じてもそのミスを補う寛容さ
があるものへと進化している。
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