ゴルフ>曲がりを左右するサイドスピン
ショットされたボールには、パックスピンと同時に多かれ少なかれ
左右いずれかの方向にサイドスピンがかかっているものです。
時にはサイドスピンがまったくかからない、本当のストレートボール
が飛び出すこともあるかもしれないが、それはほとんどゼロに近い。
人間は機械ではないし、風や雨といった気候条件も加わります。
プロにはフェードヒッターとドローヒッターと呼ばれる2つのタイプが
存在します。つまり、プロは意図的に左右いずれかに回転をつけ
てショットしているわけです。時には、ストレートボールでセンター
をねらっているように見える場合もありますが、しかし、実はこの
弾道にもわずかながらサイドスピンはかかっています。
サイドスピンは完全に抑制しきれるものではないし、それどころか
サイドスピンがかからなければ安定した弾道も打ちにくくなります。
ともすると忌み嫌いがちなサイドスピンですが、これをなくそうと努力
するのではなく、むしろ利用することを考えるのが上達への近道
といえるでしょう。
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